M字曲線|女性の雇用環境の問題点を反映するM字曲線とは?
M字曲線でみる女性の雇用環境とは?
自分の回りを見ても、育児休暇を1年とったものの子供が保育園に入れなくてやむなく退職したという話が何件もあります。みなさんの回りはいかがですか?育児休暇が1年取れるというのは雇用環境としては非常に整っている理解のある会社だと個人的には思います。
今思えば、福利厚生が充実した女性が働きやすい雇用環境を選んで入社していればと心から思いますが、就職する時にはそんな余裕はありませんでした。
女性の雇用問題を端的にあらわす例として、M字曲線というものがあります。これは、女性労働者の年齢階層別の労働力率(15歳以上人口に占める労働力人口の割合)をグラフに表した時、30歳代前半を底とするM字カーブを描くことで、M字の底を打つ部分の年齢が女性の結婚・出産・育児の時期にあたっています。
要するに、データとして統計が取れるほど、出産・育児は働き続けたい女性にとって大きな障害となっているのです。本来なら、子供を生んで育てるという幸せな人生のイベントが、自分のキャリアプランの障害となるなんてこんな悲しいことはありません。
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