女性の育児と仕事の両立|女性の雇用環境の問題点を提議
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女性の育児と仕事の両立について

社会福祉制度が整った北欧諸国では、女性労働者の年齢階層別の労働力率(15歳以上人口に占める労働力人口の割合)をグラフに表した時、M字ではなく台形カーブを描きます。これは、日本で言えば男性の場合と同じです。

 

女性も働き続けられる雇用環境が北欧諸国にはあるのです。このようなお手本があるのですから、女性が働き続ける雇用環境の創造というのは不可能なテーマではないはずです。

 

しかしながら、日本にその環境が根付きにくいのは、男性は外・女性は内という古来の考え方も根が深いところで影響してるように思います。例えば、現状では男性も育児休暇を取得できる状況にありながら、取得率は相変わらず低い状況です。「賃金が夫の方が高いから」という理由があるとしたら、ここにも女性と男性の賃金格差という雇用問題が隠されています。

 

少子高齢化が進み社会保険制度の根幹となる税金の担い手が減少する状況において、「働きたい女性に働いて税金を納めてもらう」「働きながら将来の担い手となる子供を育ててもらう」という雇用環境を整えていくこと、これは非常にシンプルで理にかなった現状打開策だと思うのですが、みなさんはどう思われますか?


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